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高校生必見!最高の就職先に出会うために(3)

企業研究の方法を知ろう

前回のコラムでは、高校生の就職活動における基本知識の確認と、理想と現実のギャップをなくすためには複数の企業を研究することが大切だとお伝えしました。今回は効率的な企業情報の集め方について解説します。

みんなはどんな企業情報を知りたがっている?

企業を調べる手段を考えた時、最初に思いつくのがハローワークの求人票だと思います。ハローワークには会社の情報や仕事の情報、労働条件から、過去の青少年雇用情報など様々な情報が記載されており、給与や休日など基本的なことは全て調べることができます。

ですが、ハローワークの求人票だけで皆さんが本当に知りたい情報全てを抑えることはできるでしょうか?下のグラフは株式会社ジンジブが2019年4月時点の高校3年生を対象に、会社を選ぶ際に知りたいと思う情報についてアンケートを実施した結果です。

この結果から、多くの学生が待遇など以外に、職場の雰囲気や会社の考え方、キャリアプランなど、求人票には記載されていない多くの情報を知りたがっていることがわかります。では、ハローワークの求人票以外に、どのようなツールを使えばこういった情報を知ることができるのでしょうか。

企業を知るツール1「応募前職場見学」

1つ目は応募前職場見学です。高卒採用をしている企業の多くは、会社の雰囲気などを直接感じられる機会として、応募前職場見学を実施しています。見学を希望する場合は先生から企業に連絡してもらい、日程調整を行なってもらいます。時間に余裕のある夏休みを活用して参加する学生が多いです。中には先生や保護者同伴も可能な場合があるので、一緒に参加してもらうのもオススメです。最近ではオンラインの職場見学を受け付ける企業も増えてきています。

企業を知るツール2「インターネットの活用」

企業のHPも、企業を知るために役立ちます。企業によっては採用ページを設けていたり、社員インタビューや事業内容の解説など、会社の雰囲気が伝わりやすいように工夫しています。また、ネット上で会社名を検索することも効果的です。取材記事になっていたり、ニュースに取り上げられている場合があります。直近の会社の動向を知れる大切な作業です。また自治体や民間企業の運営する求人サイトも一つの手段です。参考になるサイトを見つけたら定期的にチェックしましょう。

企業を知るツール3 「MACHI TERASU」

ここまで、企業を深掘りする様々なツールを紹介してきました。そうした方法に合わせて活用してもらいたいのがMACHI TERASUです。

MACHI TERASUは学生が本当に知りたい企業の情報を取りまとめています。みなさんの手元に届いている冊子をひらけば、インタビュー記事や写真を通して会社の考え方や、どんな人がいるのか、雰囲気を知ることができます。冊子では会社見学を受け付けている企業も紹介しているので、興味がある企業にすぐ会いに行けます。WEBサイトはさらに詳しく企業を紹介しているので、冊子とWEBサイトの両方を活用することで、企業の魅力を余さず知れるはずです。

次回はMACHI TERASUの具体的な活用方法を説明します。

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