海外展開に力を入れている若女食品。グローバルな仕事に魅力を感じ、入社される方も増えています。
今回お話を伺った国田さんも地元の若女食品が海外展開に力を入れていることを知り、入社された方です。
都会の大企業にも負けないスケールの大きい仕事がここにはあります。
―入社理由を教えてください。
私は浜田市出身で、浜田水産工業を卒業して入社しました。入社の理由は若女食品が海外輸出に力を入れているという点を魅力に感じたからです。
海外には旅行や高校の研修で何度か訪れていたのですが、その時に海外では最近日本食が流行っていると聞きました。
それから自分の作った食品を世界中の人に食べてもらえるような仕事への憧れがあったんです。
まさか地元にグローバル展開をしている食品製造会社があるとは思っていなかったので、若女食品の存在を知って、絶対にここで働きたいと思いました。
―現在の仕事内容を教えてください。
開発部に所属し、当社で既に販売している商品の改良やお客様から依頼をいただいた商品の開発を行っています。
商品開発はまず食品の配合を考え、試作品を作ります。それを社員やお客様に試食してもらい、良い点や悪い点を洗い出しながら商品化に向けて作業をするんです。
試作は毎日行うわけではありませんが、作るときは1日に何度も試作を作っています。
―様々な工程を経て、商品化できるんですね。
そうです。他にも商品化の際に工場に出向き、製造スタッフに製造方法を伝えています。
製造はすり身を練る業務と、それを整形する業務がありますが、すり身を練る業務は社内でも開発部の人間と、製造部門の数人しかできません。
繁忙期は手が回らなくなるので私たちも手伝っています。
―すり身を作るのは難しいんですか?
すり身は職人技なので誰でもできるわけではありません。私も7年やっていますが、いまだに加減が難しいです。
すり身に使う魚肉の種類や季節や気温、すり身に混ぜる水の温度によって柔らかさや仕上がりが全然違うので、毎回同じものを作るためには経験が必要です。
―仕事で心がけていることを教えてください。
人間が生きていく上で食事は欠かせないものです。だからこそ美味しくて体にいいものを届けたいと思っています。そのために試作を作る段階から妥協は一切しません。
また、プライベートの時間も仕事につながるアイデアを探しています。スーパーに行っても成分表を見たり、売り先をチェックして情報収集するんです。
―会社の好きなところを教えてください。
社長や上司との距離も近く、とても働きやすい職場です。仲が良いので休日には社内の方と釣りやテニスをしています。
休みも取りやすいので家族や友人との時間も大切にできる環境です。
―最後にどんな人と働きたいですか?
この仕事に向き不向きはないと思うので、やる気を持った方と一緒に働きたいです。食品工場の仕事は普通では経験できないことがたくさんあるので、楽しんで働いてください。
食事は生活に必ず必要なものですから、美味しく体にいいものを届けられるように、一緒に責任を持って仕事に取り組みましょう。