有限会社 橋本工業所

鳥取県 境港市

次世代が輝く会社づくり

代表取締役社長 熊谷 主拡さん

境港市に本社を構え、創業40年を超える橋本工業所。彼らが目指しているのは若手人材が活躍できる会社作りです。

そのために意見の言いやすい職場の雰囲気や、リフレッシュしながら働くための休暇制度、しっかり成長できる教育体制などを整備しています。

若手を大切にしてくれるこの環境は、あなたに充実した日々を提供してくれるはずです。


―橋本工業所の事業内容を教えてください。

当社は自治体・民間問わず、上下水道の整備や建物の水回り、空調設備や冷暖房設備の設計から施工、管理までを一貫して行なっています。

国道の水道管など大型の施工から、戸建て・マンション・ビル・商業施設など、現場の規模を問わずさまざまな建物や土地が施工対象です。

皆さんが通う高校や大学の施工にも関わっているんですよ。

―地域のライフラインを支える仕事ですね。主にどの地域で施工をされていますか?

施工エリアは鳥取西部を中心に松江まで幅広い地域が対象です。鳥取県西部の施工は当社に直接依頼をいただく元請工事が多く、松江の場合は他社が引き受けた仕事の下請けとして施工を行っています。

―強みを教えてください。

当社には現場の管理を行う社員と、実際に現場で働く職人の両方が在籍しています。これは同業でも珍しいです。

他社は施工の際に1社で対応できませんが、当社は社内で管理から施工までを完結できるという強みがあります。

―会社の設立経緯を教えてください。

橋本工業所は先代の社長が立ち上げました。創業時は施工のみを行う職人の会社でしたが、一歩ずつ自分たちの技術を磨き、設計や管理といった業務を増やしてきました。私は2代目として2021年から社長に就任しています。

―熊谷社長の経歴を教えてください。

18歳で先代社長のご息女と結婚させてもらい、それをきっかけに入社しました。入社後は現場の職人として施工を行っていましたが、最初は未経験で知識もなく、とても苦労したことを覚えています。

周りの方々に支えられながら一人前の職人として働けるようになった頃に、先代社長から会社を成長させるために現場監督や設計業務の資格を取得するように指示をされ、職人以外のスキルを身に始めました。

―熊谷社長が新たなスキルを身につけることで、業務領域が拡大していったんですね。では、現在感じている課題を教えてください。

当社だけでなく、業界全体を通して高齢化が進んでいることが課題です。

社長として社員とその家族の生活を将来にわたって守るために、売り上げをしっかり確保した上で、働きやすい環境の整備が急務だと感じています。

そうした課題を解決するために、若い世代が主体的に活躍できる会社づくりとして、働きやすい職場環境づくり、若手人材の確保、人材育成制度の整備に取り組んでいます。

―働きやすい職場作りではどんな取り組みをしていますか?

まずは社内の人間が意見を言いやすい環境を作るためにコミュニケーションの場を設けるようにしました。

今までバラバラだったミーティングを月に1回の全体ミーティングに変更し、全員参加の会議を行っています。会議では私が話すのではなく、社員から思っていることを言ってもらうんです。

また会議の時以外も現場の職人から本社の事務職まで立場や考え方が違うみんなの意見を個別で聞くようにしています。

―聞き手に回って、社員が求める会社像のヒントを得ているんですね。

やはり思ったことが言えない、やりたいことにチャレンジできない会社では楽しく働けないと思います。なるべく社員が自由に働けるようにするので、個性や良いところを最大限活かして働いてもらいたいです。

そのために社長として上から押し付けるような命令は出さないようにしています。

また働きやすい雰囲気作りの一環で、社屋も2年前に増築しました。

以前は創業当時の建物を改築・増築していたのですが老朽化が進んでいたので、創業当時から残っていた部分を新築に建て直し、増築部分は新築部分と外観などを統一しました。

社員からも気持ちの良いオフィスになって働きやすいという声が上がっています。

―若手採用ではどんな取り組みをしていますか?

建設業の持つ、残業が多い、休みが少ないというイメージを覆さなくてはいけません。そのために必要なのはしっかり休める労務管理とイメージを変えるための情報発信です。

まず休日をしっかりとってもらうために、完全週休二日制を導入しました。これは同業他社では珍しいです。

また、残業を減らすように声をかけているので、19時には基本的に全員が退社しています。

休みがしっかり取れ、仕事も早く終わるようになったことで社員も仕事とプライベートを切り替えやすくなり、仕事効率も上がってきたと思います。

―土日に施工がある場合はどうなりますか?

民間工事の場合は土日に施工することも多いので、どうしても休日出勤のある日や、スケジュールの関係で夜遅くまでやらなくてはいけない時もありますが、休日手当て、残業手当はしっかり出しますし、代休の取得も可能です。

施工管理を行う社員は施工がなくても報告書などの作成で土日に出社する場面もありますが、そうした時は出勤時間、服装は自由にしています。

―新入社員も休日出勤する可能性はありますか?

それはありません。学生から社会人になると慣れないことが多く、疲れてしまうことも多いと思います。

ですから1年目は絶対に週2日休んでもらいます。もっと給料を稼ぎたい方は2年目になれば休日出勤も可能です。

そうした休暇制度の内容や仕事の魅力についてはホームページや学校に伺って説明会などで情報発信しています。

―しっかり休みをとりながら働けるのは嬉しいですね。入社後の人材育成について教えてください。

水道工事や空調工事には専門的な知識と技術が必要です。一人前になるためには様々な工法や、施工に使う材料の特徴など、幅広く学ばなくてはいけません。

そこで、当社では人材育成に力を入れており、研修や資格取得、技術向上のために様々なサポート体制を用意しました。

まず入社後は3ヶ月ほど社内研修を受けてもらい、その後に現場でリアルな経験を積んでもらいます。

現場に出てからはベテランの社員が技術面のサポートをする形です。教育体制はなるべく時間をかけてとっているので、未経験の人でも安心してください。

―最後に学生へのメッセージをお願いします。

まずはやる気やものづくりへの興味を持っている方を求めています。当社には国家資格を有した社員が多く在籍していますが、みんな入社後に取得したのでスキルはなくても大丈夫です。

この仕事はやればやるほど自分の能力が上がっていくので成長を実感できます。出来上がった建物の姿やお客様からのお礼の言葉によって達成感ややりがいも感じられる仕事なのでその魅力をぜひ知って欲しいです。

社会人になると最初は慣れないことばかりで辛いこともあると思いますが、その都度皆さんにしっかり寄り添うのでなんでも相談してください。一緒に一つずつ山を超えながらこの仕事を楽しみましょう。

 

親切でアットホームな仲間達