今回はサンワで活躍する女性の1人、段原さんにお話を伺いました。
文系出身でもある段原さんがどのように知識や経験を身につけたのか?女性でも働きやすい職場なのか?未経験の方、女性の方にとってとても参考になるインタビューです。
―仕事内容を教えてください。
私は補償課所属の2年目です。建設コンサルタントの業務範囲の中でも、補償業務はあまり知られていない仕事かもしれません。
公共事業を行う場合、自治体は道路を敷く場所や、建物を建てる予定の土地を取得する必要があるんです。
その予定地の上に建築されている建物などを移転する場合の土地代や移転費用を補償と呼び、補償課では自治体から依頼を受け、建物等の調査と移転費用の算定を行っています。
ただ、補償課の仕事は常にあるものではないので、仕事が落ち着いている時は測量課の補助としてCAD(キャド)を用いた作業や、資料作成、資料や写真の整理を手伝っています。
―CADとはなんですか?
CADはコンピュータを用いて設計を行うツールです。昔は人の手で行っていた設計作業をコンピュータによって行うことで効率を高めることができます。CADは種類も多く、土木や建設以外にも製造業界でも多く使われているツールです。
―入社した理由を教えてください。
サンワの求人票にCADの操作ができる人という一文があったんです。私はサンワに入社する前は建築会社や設計事務所に所属し、CADを使用した設計業務をしていたので、スキルを生かせるんではないかと思い入社しました。
―建設と土木で求められる能力は違いますか?
近い業種ではありますが、業務内容や用語もだいぶ違います。
私は土木や測量の専門用語は無知だったので、最初は大変でした。皆さん優しいのでわからないことがあると丁寧に教えてくれるのですが、その都度質問するのも良くないので、なるべく自分で調べるようにしています。
そうした勉強や周りの方の指導のおかげで、少しずつわかることも増えてきました。
今後の目標は土木に関わる資格の取得です。資格試験の勉強はそのまま業務に役立ちますし、資格を取ることで業務範囲が広がります。しっかりと知識を身につけ、早く一人前になることで会社に貢献したいです。
資格の種類は様々ありますが、会社に相談すればその人のレベルに合った資格を教えてくれるので、無茶な目標ではなく一歩ずつ成長することができます。
―会社の好きなところを教えてください。
お互いが敬意をもって接しているところが好きです。相手を尊重しているからこそ感情的にならず、論理的に話ができますし、チームワークも強固です。
また、ポジティブな社風なので、マイナスなコメントなどを耳にすることはありません。そうした雰囲気なので、とても働きやすいと感じています。
― 最後に一緒に働きたい人を教えてください。
妥協しない人と一緒に働きたいです。責任感を持ち、仕事に真面目に取り組むことができる方ならば信頼できます。
とても働きやすい環境なので、私と同じ未経験の方、女性の方でも安心して入社してほしいです。