モルツウェル 株式会社

島根県 松江市

必要とされるサービスを、よりよい形でお届けする

16年目 加本さん

製造部門の管理職である加本さんは、モルツウェルの主力商品「楽盛」の開発にも携わっているベテランです。手軽に、美味しい料理が食べられる「楽盛」を作るために、どんなことを意識し、工夫を凝らしているのか。そんな製造部門の想いを教えてもらいます。


 

―加本さんの仕事内容を教えてください。

私は中途入社の16年目で、現在は製造部門の管理職をしています。製造部門では高齢者施設に使っていただく調理済み食品「楽盛」を工場で作っており、具体的には原材料の仕入れから、食材の下処理、真空パック包装、加熱殺菌を行い、商品を食べられる状態に仕上げます。私はその工程に関わる人やモノ・機械など、全体の管理を行なっています。

―モルツウェルの主力商品の担当なんですね。なぜモルツウェルに入社したんですか?

前職は県外でブライダル関係の仕事をしていました。自分に向いていると思って就職したんですが、長くは続かず、退職後に島根に戻ってきたんです。改めて自分に向いている仕事はなんだろうと、色々な求人を探している中でモルツウェルを知りました。高齢者向け配食事業という仕事内容に興味を惹かれ、最初はアルバイトとして雇ってもらい、そのまま正社員になりました。



―どういった点に興味を持ったんですか?

高齢者向け配食事業を、企業として継続的に取り組んでいるというところに興味を持ちました。高齢者への配食事業って仕事としては成り立たないだろうという先入観があったんです。こうした仕事はボランティアがやるもの、または儲からないものだと思っていました。だからこそ、どうやって事業を行い利益を出しているのか、自分も経験して見たいと思ったんです。

―実際入社して見て、そうした疑問点は解けましたか?

入社して、この事業の必要性がとても高いということに気づきました。アルバイトの時に配達スタッフとして施設や個人の高齢者宅に伺い、実際の会話を通して、高齢化社会の現実を突きつけられました。高齢者の中には、このサービスがなければ生活できない方がたくさんいます。今後の日本では、そうした高齢者がより増えていきます。もうボランティアだけでは補えないほど、高齢化社会は日本全体の問題です。資本を持つ企業がこの問題を真剣に捉え、しっかりと取り組まなくてはいけない、そう感じました。

―その課題に正面から取り組んでいたのがモルツウェルなんですね。その後どんな事に取り組んだんですか?

配達から営業課長になり、その後も様々な部署を経験しています。現在当社の主力商品である高齢者向け調理済み食品「楽盛」の開発も携わりました。真空パックで食品を包装するための機械操作を学ぶために、県外に住み込みで学んでいたこともあります。

―「楽盛」は様々なメディアでも紹介されていますよね。開発当初から多くの注文があったんですか?

いいえ。最初は大変でした。開発した10年位前は、袋詰め調理済み食品を利用するといった選択肢そのものが、高齢者施設の方々にはなかったんです。手作りにこだわりたいとか、そういったものに頼りたくないとか、営業しても厳しい結果でした。

しかし、ここ3年くらいで状況が大きく変わってきていると感じています。近年の介護業界では労働力不足から、使えるものをうまく使って、効率化を図るという考え方が主流になってきました。実際、「楽盛」を利用したいという問い合わせや、出荷する量も目に見えて増え、ニーズの高まりを感じています。



―ニーズを先取りしていたからこそ、業界のリーディングカンパニーになれたんですね。その勢いを支える製造の現場として、現在抱えている課題はありますか?

製造の仕事は工場内での作業になるので、どうしてもお客様との距離が遠く、自分たちの作っているものが、お客様に美味しいと言ってもらえているのかがわかりません。そのため、現場で管理面や商品製造段階で問題が起きた時に、どのように改善していけばいいのかイメージがつかないという課題があったんです。

そこで、営業の方からお客様の声をフィードバックしてもらったり、自分たちでお客様のところへ伺い、直接意見をいただく機会を増やしたんです。そうすることで自分たちが製造した商品がお客様にどう役立っているのか、どんな要望があるのか、そういったニーズを感じられるようになりました。そこから次第に商品の品質へのこだわり、モノの扱い、製造中の動きといった点において、一人ひとりの意識が変わってきました。

―お客様からはどのような声があるんですか?

味が濃いですとか、固くて食べにくいと言ったご指摘もまだありますが、自分の食べたいもの、作ってほしいものの要望といった、前向きな意見をいただくことが増えています。先日は上場会社の社長からいきなり電話がかかってきて、こんなものがあったらいいと思うといったアドバイスをいただきました。



―すごく期待されてるんですね!いただいた意見はどのように商品へ反映するんですか?

献立を製作する開発チームがあるので、そこでどういった原料を使用するか、美味しい食品にするための下処理などの方法を、様々な角度から考えます。そのレシピを受けて、工場で大量調理をするための作業の仕方や、手順を考えます。この開発においてもみんなから積極的に意見が出てくるようになりました。

そうした努力があったからか、最近では目に見えて注文数が増えてきています。自分たちの努力が認められた気がして嬉しいです。今後はさらにお客様の意見を大切に考え、品質や美味しさのレベルを上げていきます。

―最後に学生へのメッセージをお願いします。

難しいと感じることにも逃げずにチャレンジしてほしいです。もちろんうまくいかず失敗することもあると思います。でもその経験がきっと将来役に立つはずです。私もわからないこと、苦手なことは沢山あります。それでも諦めず、挑戦し続けてきたから今の自分になれたんだと思います。そしてモルツウェルはそうした挑戦を積極的に応援してくれる会社です。社長は高卒・大卒・中途関係なく平等にチャンスを与えてくれるので、能動的に行動すれば、いくらでも活躍できます。

製造部門には新卒入社後も辞めずに3年、10年と勤めている人が多いですし、他の部署ではこの会社で学んだことをヒントに起業した人もいます。全員が自分の可能性を信じ、挑戦している仲間たちです。ぜひ多くの仲間と一緒に会社を良くしていきましょう!

業界を牽引する企業として、 常識を打ち破り変化し続ける