今回は人と話すことが苦手だった自分を変えるために、隠岐プラザホテルに入社した金崎さんに話を伺いました。
働き出してからどんな変化があったのか、また、シングルマザーでもある金崎さんに子育ての両立についても教えてもらっています。
―所属部署と業務内容を教えてください。
私は営業部に所属し、ホテルのオペレーションである接客・フロント・配膳、清掃といった業務を行なっています。
現在入社1年目です。入社前は隠岐の島町で介護職をしていました。
―なぜ隠岐プラザホテルに入社したんですか?
私は人と話すのが苦手で、そんな自分を変えたいと思っていたんです。
介護職では色々なスキルを身につけていましたが、職場では毎日同じ人としか会いません。毎日違う人と接する仕事の方が、自分を変えられるのではないかと思い、思い切って違う業種に挑戦しました。
―自分を変えるために入社したんですね。実際に入社してみて、最初はどうでしたか?
最初は緊張で頭が真っ白になり、カンペを自分で用意しないと言葉も出せない状態でした。それでは仕事にならないので、しばらくは自宅で人形相手に練習していましたね。まだ人の顔を見ながら話をするのは少し苦手ですが、周りからは明るくなったと言われています。
―少しずつ良い変化が生まれているんですね。働く上で大切にしてることを教えてください。
お客様の目線に立ち、このホテルがどう見えているのか、どういったサービスを提供すれば喜んでもらえるかを常に考えるようにしています。フロント業務はホテルの顔とも言えるので、私たちの対応ひとつでホテルの評価は変わってしまうんです。お客様に笑顔で帰ってもらうため、スタッフみんなで考え、行動するようにしています。
―やりがいを教えてください。
お客様からいただく感謝の言葉がやりがいです。
働き始めで何も分からない頃、周りにサポートされながら一人のお客様の対応をしたんです。その方から帰り際に、お礼の手紙と激励の言葉をいただきました。スムーズにご案内できなかったにも関わらず、お客様から感謝のお言葉をいただけてとても励まされました。
その手紙は宝物として、今も大事に取っています。
―心温まるエピソードですね。今後の目標を教えてください。
よりスムーズに行動し、周りとのコミュニケーションも積極的に取れるようになりたいです。スタッフの皆さんはとても優しく、困ったら手を差し伸べてくれる方ばかりなので、自分が成長することで恩返しできればと思っています。
―社内の雰囲気も良さそうですね。
いつも笑顔で優しいスタッフばかりなので居心地がとても良いです。私はシングルマザーで、小学校低学年の子どもを育てしながら仕事していますが、上司や周りのスタッフは色々と気を使ってくれます。
―お子さんのいる女性でも働きやすい環境なんですね。勤務体系や休暇制度について教えてください。
勤務体系はシフト制なので、8時30分〜17時30分まで、または6時30分〜22時の間で8時間の勤務になります。
人によっては朝が早かったり、中休憩が数時間あったりする特殊な勤務体系を大変だと思うかもしれませんが、子育て中の私にはとてもありがたいです。中休憩のおかげで、一旦帰宅し、夕食の下ごしらえなど家事の時間をしっかり取れます。
前職の時は日中働き詰めだったので、手の込んだ料理などは作れませんでしたが、今は子どもの好きな料理をたくさん作ってあげています。
―最後に、学生へメッセージをお願いします。
私は学生時代にやりたいことが見つからず、悩んだ時期がありました。
正直、まだ悩んでいます。でもこの仕事につき、お客様やスタッフの皆さんと触れ合うことで、少しずつ自分のやりたいことが見えてきました。
隠岐プラザホテルは自分が目指す未来を見つけやすい環境だと思います。やりたいことが見つからず悩んでいる方にはぜひ入社して欲しいです。