今回は若手社員の一人、原さんにお話を伺います。施工管理者として機械設備工事、水道施設工事どちらの現場を知っている原さんに、一人前になるためにはどんなステップを踏んでいくのか?年上の方とうまく働くコツは?そんな若者が知りたい情報を中心に教えてもらいました。
―原さんは入社何年目ですか?
私は中途入社の4年目です。施工管理者見習いとして入社し、最初は機械設備工事の施工現場を管理していました。現在は水道施設工事の管轄に変わり、管理業務に加え、現場の作業も行っています。
―大丸水機に入る前の経歴を教えてください。
米子高専の建築学科出身です。高専卒業後は東京に出て、設備会社等2社で働いた後に大丸水機へ入社しました。
―東京からUターンされたんですね。
Uターンのきっかけは妻の妊娠です。大丸水機のことは、米子に住んでいる両親から送られてきた求人チラシで知りました。両親には鳥取に帰るので、設備関係の仕事があれば教えて欲しいとお願いしていたんです。
―なぜ大丸水機に入社されたんですか?
設備の仕事がしたいという希望があったので、他の会社を見ずに入社しました。それでも面接でお話しした社長がとても好印象でしたし、一緒に働く従業員の方々も面白い人ばかりなのでよかったです。
―仕事内容重視で決めたんですね。次に施工管理の仕事について詳しく教えてください。
施工管理は作業員の方への指示、施工の仕上がり確認といった業務の他に、施工の仕様書や図面などを元にした施工図の作成、施工に使う材料決め、施工計画の策定など、幅広い業務を行います。
―機械設備工事と水道施設工事の施工管理はどんな違いがありますか?
機械設備工事の現場では協力会社の方が作業員としていらっしゃるので、施工管理業務やデスクワークが中心です。一方、水道施設工事はよほど忙しい場合を除き、管理も作業も自社で取り揃える自社施工を行っています。そのため、施工管理者は管理業務やデスクワークに加え、現場の作業も手伝います。
私は元々、機械設備工事の施工管理者として勤めていましたが、自身のスキルを上げるために水道施設工事の管理も行いたいと社長にお願いし、配属を変えてもらいました。
―若手の要望をしっかり聞いてくれる会社なんですね。入社後はどういった手順で一人前になるんですか?
施工管理者になるためには作業員としての現場経験が必要です。私も最初は現場で作業をしていました。そこから施工管理者見習いになり、先輩社員と共に業務にあたります。施工管理者は様々な知識が必要なので、業務の合間に会社の用意してくれた研修も受けます。研修は工事全体にかかる費用から利益を計算する方法や、お金に関するものなど様々な種類があります。
― 一人前になるための制度が整っているんですね。日々の仕事で心がけていることを教えてください。
施工管理者は当社の社員だけでなく、協力会社の方など様々な方と仕事をします。その中で、私が一番年齢が若いんです。そのため良好な関係を築くために、年上の方を尊重すること、常に笑顔でいることの2つを心がけています。
― 年上の方々の若者に対する雰囲気はどんなものですか?
年が離れている分、みなさん自分の子供に接するように可愛がってくれますし、優しい方が多いです。まだまだ知識不足で分からないことはありますが、良好な関係を築けているので、みなさん質問にも優しく答えてくれます。
―コミュニケーション能力が大切なんですね。
楽しく働くためにも、コミュニケーション能力は大切です。だからこれから入社する人にもコミュニケーションを大切にしてもらいたいと思います。よく笑い、声を出して元気に働いてください。当社は他社よりも20代の社員が多い環境なので、同年代同士、高め合っていければ嬉しいです。