「ここの仕事は職員同士の会話も楽しいし、仕事もやりがいがあるので時間の経過がすごく早いんです」そう語るのは事務職として働く上田さん。出雲たかはしの限りなき麺作りへの挑戦を、裏方として支える上田さんに事務職の魅力を伺いました。
―入社されて今何年目ですか?
2年目です。以前はサービス業で働いていました。前の会社を辞める際に、高橋社長から事務として働いてみないかとお誘いをいただき入社しました。ちょうど事務やってみたいなと思っていたのでタイミングが良かったです。事務は初めてだったんですが、想像していたよりもすごく大変で責任のある仕事でした。
―前の職場と大きく変わった点はありますか?
前職との大きな違いは、勤務時間です。前の仕事はサービス業だったので、朝から晩まで土日関係なく働いていました。長い時には12時間勤務もしていましたね。そういった労働環境への不満は出雲たかはしに入社してからは感じていません。
この会社で働いていると仕事も充実しているので時間が経つのがすごく早いですね。
―上田さんはどんなお仕事をされているんですか?
私は出荷事務という仕事をしています。主に出荷管理や、企業への送り状を作っています。
性格上ミスが多いので、お客様のお名前や漢字を間違ってしまわないように、全ての業務でダブルチェックをするように心がけていますね。
―事務の仕事は想像以上に大変とのことですが、具体的にどういったお仕事が大変でしたか?
やはり年末が忙しいです。年末に向けていろんな会社から年越し蕎麦の注文が大量にきます。現場との在庫の確認や、注文書、記入漏れのミスがないかといった確認作業が通常の倍以上増えるので大変ですね。
あとは、お歳暮の時期も大変です。うちのカタログが配布されると個人のお客様からの問い合わせ対応に追われます。それに加えて企業からも注文があるので、電話対応に時間を取られると通常の出荷分が遅れてしまうんです。それを避けるために、忙しい時期は従業員皆で助け合って業務に対応しています。
―電話対応は多いんですか?
うちの会社は年4回カタログを発送しているんですが、カタログがお客様に届くと、電話やFAXでの注文が大量に来ます。カタログを送っているお客様は、一度ご注文いただいている方なので対応が楽なんですが、初めて注文をいただくお客様からの電話対応は大変です。郵便番号から電話番号まですべてを聞いて、名前も間違えないよう記入しなくてはいけないので時間がとてもかかります。
―先ほど助け合いが多いと伺ったんですけど、社員さん同士でコミュニケーションをよくとるんですか?
事務所ではプライベートの話よくもしますよ。他の部署の方は休憩の時間も仕事場所も違うので、あまり会う機会がないんですが、社員が一堂に会するようなイベントの時に話す機会があるので、その時に仲良くなれます。
出雲たかはしでは新年会と忘年会は必ずあって、去年は社員旅行がありました。社員旅行がない年はBBQを開催したりしています。休日には仲の良い社員同士でランチに行くこともありますし、飲み会もあるので、社員間のコミュニケーションは取りやすい環境だと思います。
―最後に仕事のやりがいを教えていただけますか?
「おいしい」というお客様が喜んでいる言葉を直接聞けることです。電話越しではありますが、どんどん出雲たかはしのファンが増えて行く感じがして嬉しいですね。私は麺を作っていませんが、その広がりに自分も携われている感覚があるので、仕事をしていて楽しいです。