2020年12/16(水)、県内2回目となる課題解決型ワークショップ『MACHITERASU CLASS』を開催いたしました!(前回の『MACHITERASU CLASS』in 益田の様子はコチラ)開催場所は島根県の最西端、山陰の小京都と言われる津和野町にある島根県立津和野高等学校。今回は前後半2部制での開催です。
前半は2コマの授業時間をいただき高校2年生向けに開催。後半は「グローカルラボ」という地域系部活動の活動内で実施させていただき、総勢38名の生徒さんたちに参加していただきました。
ワークショップでは「倒産しかかっている津和野名産わさびの販売会社を存続させるためには」というテーマの元、3〜4人組のチームに別れてもらい、話し合った内容を発表してもらいました。
当日の様子
津和野名産といえども「わさび」という、高校生が普段そこまで触れていない農作物をどう商品として世に広めていけば良いのか、かなり難しいテーマだったと思います。ですがどこのチームも手を止めることなく、積極的にファシリテーターに質問をしたり、PCを活用してわさびについて詳しく調べたり、持てる力を全て活用しながら積極的にアイディアを出していました。
発表ではわさびをそのまま売るのではなく、わさび味の〇〇を売り出そうとするチームから、わさびを含めた様々な特産品を「津和野の特産品」として丸ごとブランド化し売り出していくといった面白い発想をするチームまで、ここでは紹介しきれないほどのアイデアが生徒たちから出てきました。
前回の益田の時とは違い、10に迫るチーム数で、アイデア・プランが被ってしまうのではないかと心配していましたが、そんな心配はどこへやら。各チームの持ち味を出して、多様な考え方がシェアされるとても良い場になりました。
生徒たちからの感想
参加してくれた高校生からは
・今まで働くということがどんなことか理解ができていませんでした。でも今回のワークショップを通して未来の働く姿を想像することができました。
・今回の授業を通して、入社してからどのように問題点や課題を解決すればいいかなど、将来につながることが学べたの良かったです。
・高校では学べない、仕事上の課題解決について考える機会をいただき、とてもいい経験になったと思います。
などの感想をいただきました。
特に嬉しかったのは、ワークショップ後に一人の生徒から「MACHITERASUの内容を読んで、島根県にもすごい面白い企業があると知れました。次回配布も楽しみです!」と言ってもらえたことです。
企業の魅力や働いている人の想いが高校生にしっかり届いているのだと実感できた瞬間でした。
今後も、このワークショップを各地で開催していく予定です。開催に関してご興味のある教育関係の方がおられましたら、ぜひ下記のメールアドレスにお問い合わせください。
▼MACHITERASU CLASSに関するお問い合わせはこちらまで▼
info@wakamono.co.jp